生徒自作のロボット登場
奈良高専でコンテスト 6体 ピンポン玉運び競う
 
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 大和郡山市矢田町の奈良工業高等専門学校で(平成13年2月)十六日,生徒らが自作
したロボットの性能を競う「マイクロ・ロボットコンテスト」が開かれた。同校電子制御
工学科の授業の一環で,毎年行われている。
 四年生三十四人が六班に分かれ,昨年十月からロボットを共同製作。ロボットは自走
式で,テーブル上のピンポン玉を取り込み,所定の枠内に運び入れる機能を持たせた。
コンテストには六体が出場し,一対一で時間内に運び入れる玉の数を競った。
 マイコンやセンサーを組み込んだ基本性能は同じだが,玉を取り込む機能として,網
や回転する羽根,粘着テープなどのアイデアを凝らしたロボットが次々と登場。生徒ら
は,ロボットが設計通りに玉を運び入れると,ガッツポーズを見せたり,対戦相手とぶ
つかって動かなくなる様子に頭を抱えたりしながら,もの作りの楽しさを味わっていた。
 ダンプカーの荷台に似た機能で,ロボットに玉をうまく運ばせることができた五班の
リーダーの松浦芳樹さん(一九)は「製作中にショートして,回路を壊したので絶縁フ
ィルムで覆ったり,ベアリングで可動部の滑りを良くしたり,いろいろと改良を重ねま
した。」と笑顔を見せていた。
 指導に当たった阪部敏也教授は「まだまだ完成度は低いが,いろんなタイプがあって
興味深い。プログラムやメカニズムの調整のちょっとした誤差でも,思い通りの動作に
ならないことを学んでほしい。」と話していた。
 
平成13年(西暦2001年)2月17日(土)産経新聞
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 写真提供:奈良工業高等専門学校  電子制御工学科 阪部俊也先生
                  機械工学科   平 俊男 (HIRA Toshio)先生
 
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