Newsメニューにもどる
 
神戸マンション火災 ”犯人”は肩たたき
プラスチック球レンズ代わりに
 
 神戸市垂水区内のマンションで昨年十二月,布団などを焼く火災があり,同市垂水消防署の調べで,
室内にあった透明なプラスチック製の肩たたきが原因だったことが分かった。
 同署によると,室内に火の気はなく,カーテンを開けた室内で布団の上に置かれていた肩たたきが
光を集めて出火した疑いが浮上。同型品の実験で,室温や天候などの条件がそろうと,太陽光が肩た
たきの球状部分で屈折し,布団の一点に集まり発火することが確認された。
(記者:西田進一郎)
平成13年(西暦2001年)3月6日(火)毎日新聞・夕刊
 
神戸・垂水区のマンション火災 ”犯人”は肩たたき
 
 神戸市垂水区のマンションで昨年十二月に起きた火災原因を調査していた同市消防局垂水消防署は
五日,布団の上に置かれた,肩たたきの透明な球体部分がレンズの役割を果たして太陽光線を一点に
集めたのが出火原因だと発表した。
 同消防署によると,火災は平成十二年十二月十二日午前十一時五十五分ごろに起き,布団や毛布,
畳などが焼けた。家人は午前七時四十分ごろ外出し,出火当時は無人だった。 当日は天気がよく,
カーテンを開けて外出。布団の上に置いていたプラスチック製の肩たたきの直径約四センチメートル
の球体部分が”レンズ”となり,室内に差し込んだ太陽光線を一点に集め,そこから出火したらしい。
 同消防署では,同タイプの肩たたきで再現実験。天候や室温などの条件が重なれば,火災につなが
ることを確認したという。
 同消防署は「湿度が高い夏場に比べ,空気が乾燥している冬の方が日射量が多い。また,高度が低
いため部屋の奥まで太陽光線が差し込むので,光を集束させる物の取り扱いには注意が必要だ」とし
ている。
平成13年(西暦2001年)3月6日(火)産経新聞
 
Newsメニューにもどる