風力発電,ホテルに活用
大和ハウス全国展開へ 環境にやさしくイメージアップ
 
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 ホテル電源に風力発電を活用−。大和ハウス工業は(平成13年4月)三日,今後二,三年かけて
全国三十カ所で経営しているホテルに風力発電装置を設置する方針を明らかにした。すでに,沖縄,
石川県の二ホテルで合せて三基の風力発電装置を駆動させており,電気代削減に役立てている。業界
初のユニークな試みだが,同社は「環境にやさしい風力発電の積極活用で企業イメージのアップにも
つながれば」(設備部)としている。
 「沖縄残波岬ロイヤルホテル」(沖縄県読谷村)では昨年(平成12年)十月に三菱重工業製の出力
六百キロワットの風力発電設備を一億九千万円で導入した。また,「能登ロイヤルホテル」(石川県
志賀町)はドイツのノルデックス社製の出力六百キロワットの発電機二基を先月までに三億三千万円
かけて設置した。
 沖縄県ではローターの角度を変えて発電量を制御し,能登では風量にあわせてローターの長さを調
節する方式で機器の使用は異なっている。いずれもホテルの電力需要が少ないときには電力会社に売
電もできるシステムで,沖縄では電気代の十五%,能登では約六十%の削減効果がある,という。
 同社はことし一月から和歌山県や高知県など六ヶ所のホテルで立地条件の調査を開始しており,沖
縄と能登での稼働状況も検証しながら順次,増設する。
 ただ,風力発電を独立したビジネスにする予定はない,という。
 
平成13年(西暦2001年)4月4日(水)産経新聞
 
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