ホタルの点滅
一酸化窒素が制御
米のグループ 科学誌に発表
 
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【ワシントン斗ケ沢秀俊】ホタルの光の点滅は体内の一酸化窒素(NO)によって制御されている可
能性が高い,と米タフツ大などのグループが29日発行の米科学誌「サイエンス」に発表した。
 ホタルは腹の後部に発光器を持ち,光を点滅させて交尾相手を引きつける。発光間隔は種によって
異なる。気管から入った酸素が,発光器内のルシフェリンという物質と結合した時に発光することが
分かっているが,制御の詳しい仕組みは解明されていない。
 同大のバリー・トリマー博士らは細胞間の情報伝達を担う気体のNOが関与していると考え,ホタ
ルをNOにさらす実験をした。通常の空気が流れている観察容器内にNOを吹き込むと,10〜13匹
のホタルの多くは光を断続的に発した。NOの吹き込みをやめると継続的な発光が止まった。
平成13年(西暦2001年)6月30日(土)毎日新聞
 
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