「きぼう」が見えた
宇宙ステーション 日本開発の実験棟公開
 
Newsメニューにもどる
 
 国際宇宙ステーションで,日本が開発を担当した実験棟「きぼう」の全体が20日,宇宙開発事業
団筑波宇宙センター(茨城県つくば市)で報道機関に初公開された。
 国内各地で製作された構成要素が,同センターに集められた。「きぼう」は,ステーション最前部
に取り付けられる。船内実験室,船内保管室,船外実験プラットホームの三つに大別され,実験室と
プラットホームをつないだ長さは約20メートル。いずれもアルミ合金製で,色は鈍い銀色だ。
 同センターは来年5月まで,ケーブルでつないで信号が正確に流れるかどうかなどを確認する全体
システム試験を行う。各要素は無重力空間を前提として造られ,宇宙での姿をそのまま地上では再現
できないため,宇宙では実験室の上に位置する保管室を,実験室の脇に置くなどした状態で試験する。
【記者:中山信】
 
初公開された日本実験棟「きぼう」(左から)船内保管室,実験室,実験プラットホーム=筑波宇宙
センターで10月20日,西本勝撮影
 
西暦2001年(平成13年)10月20日(土)毎日新聞夕刊掲載
 
Newsメニューにもどる