故西岡常一氏偲び「木魂会」直弟子ら偉業語り継ぐ
東京で初会合 奈良は14日発足
 
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 国の文化功労者で,薬師寺建造物の再興,修復などを手がけた棟梁(とうりょう)の故・西岡
常一氏を偲(しの)び,同氏について語り,奈良を紹介する「東京木魂(こだま)会」(西岡常
一棟梁の遺徳を語り継ぐ会主催)の第一回会合となる発足会が先月末,東京都中央区の国際フォ
ーラム内の会議室で開かれた。
 この日は,参加した約四十人が一人ずつ西岡氏に対する思いを語ったほか,安倍季昌宮内庁楽
部副楽長による雅楽の管楽器「篳篥(ひちりき)」の演奏と解説,西岡氏に関するVTR放映が
行われた。県からは西川繁男東京事務所課長と縄岡博観光連盟顧問が万葉文化館や正倉院展など
奈良の観光情報を提供した。
 同会は奈良でも同時に発足。「奈良木魂会」の発足式は今月(平成13年11月)十四日,奈良
市の国際奈良学セミナーハウスで午前十時半から開かれる予定。西岡氏を偲ぶとともに,青山茂
手塚山短大名誉教授や直弟子の建部清哲氏,薬師寺の甍(いらか)を扱う山本瓦工業の山本清一
氏が古代建築の技や部材について語る。
 今後,両会は西岡氏の命日である四月十一日前の春に恩忌,秋には東京で奈良の紹介,奈良で
は建築技術などの内容を盛り込みながら,同氏の偉業について語り継いでいく。入会金は千円。
問い合わせは,語り継ぐ会総括事務局,海老沢博司さん,電話0742(47)9383。
 
平成13年(西暦2001年)11月1日(木)奈良新聞掲載
 
 
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