24日 トムプライス周辺の地質巡検


枕状溶岩

 枕状溶岩は、玄武岩質の粘性の小さい溶岩が海水中に噴出し、枕のような丸い形になって固まってできる。この枕状溶岩は、二十数億年前の海底でできたものである。

M型の大きな褶曲

 二十数億年前にできた縞状鉄鉱層が、Mの字の形に大きく褶曲していた。  

不整合

 写真をよく見ると、山の下側に右上から左下方向のかすかな筋が見える。この筋は不整合の下位にある地層(シルト岩、頁岩)で、この地層は南に傾斜している。山の上半分は不整合の上位にある地層(礫岩、砂岩)で、ほぼ水平になっているのがわかる。下位の地層の年代は23.4 億年(原生代)で、この地層が傾斜して侵食され、下位の地層ができてから1億4千万年後に上位の地層が堆積した。上位の地層も年代は22 億年(原生代)とたいへん古いが、水平のままである。これはオーストラリアが安定大陸で、地層が堆積した後、大きな変動がなかったことを物語っている。

小さな褶曲

 二十数億年前にできた縞状鉄鉱層の岩肌を見ると、急傾斜の地層が流れたように激しく褶曲していた。

もどる